「Long Train Runnin'」THE DOOBIE BROTHERS(1973)
70年代を代表するロックバンド、ザ・ドゥービー・ブラザーズ。
リアルタイムで聴く事はありませんでしたが、なぜかこの曲ともうひとつ「リッスン・トゥ・ザ・ミュージック」だけは知っております。
しかも、大のお気に入りだったりする(笑)。
基本的にこういうロックが好きなのかも知れない。
カッティング・ギターが心地良く、リズミカルでアップテンポ。コーラスワークも決まって、ドライブなどには持って来いでしょう。
したがって、70年代後半はマイケル・マクドナルドのバンドでしたが、やっぱトム・ジョンストンが居ないとらしくない感じはありますね。
タイトルの「ロング・トレイン・ランニング」を聞くと、こうイメージします。
アメリカのばかデカイ客車を20両近くつないだ長大編成の列車。しかし特急ではなく(汗)、運賃の安い急行列車。
客は都会で成功しようと考える若者や、上手くいかずに田舎に帰る者など。飛行機や寝台列車に乗る金はなく(更汗)、しかし時間だけはある”ルーザー”が、「季節が変われば、何か良い事でも起こるだろう」と、楽天的に外の景色を眺める。
音自体にも贅肉がそぎ落とされている気がしますね。
さて、こんな彼らがこの夏来日します。
ウドーフェスティバルへの出演。ジェフ・ベック、サンタナとセットで、見てみたい気もしますが・・・。
チケットがばか高い(涙)。交通費もかかるし、疲れるし(汗)。
どうしようか、ちと迷ってます。